CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ集 ミシェル・マカースキー(ヴァイオリン)、キース・ジャレット(ピアノ)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4764582
組み枚数
:
1
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
ミシェル・マカースキー&キース・ジャレット


著名なジャズ・ピアニストによるバッハ作品の録音というと、1980年代後半にPHILIPSレーベルから発売されたジョン・ルイスのものが有名でしたが、その少し後にリリースされ始めたキース・ジャレットによるECMレーベルへの録音は、チェンバロを使用してバッハに取り組んだものとして、さらに大きな話題を呼ぶこととなりました。
 1987年に録音された第1弾、平均律クラヴィーア曲集第1巻の大成功により、以後、1992年までの5年間に、ゴルトベルク変奏曲、フランス組曲集、ヴィラ・ダ・ガンバ・ソナタ集、リコーダ・ソナタ集、平均律クラヴィーア曲集第2巻というバッハ・アルバムを完成させることとなりました。
 キース・ジャレットのクラシック録音は、ほかに、モーツァルト、ヘンデル、ショスタコーヴィチ、アルヴォ・ペルト、ルー・ハリスンなどがありましたが、1998年を最後に遠ざかっていたので、今回は久々のクラシック録音となります。

【伴奏までちゃんと書かれたヴァイオリン・ソナタ集】
無伴奏ソナタ&パルティータと共に、昔から愛好されてきたバッハののヴァイオリン・ソナタ集は、当時一般的だったヴァイオリン・ソナタの「伴奏部分は通奏低音におまかせ」というスタイルから脱し、伴奏部分まできちんと楽譜を書き込んだというバッハの新しい取り組みを示したもので、後の古典派ソナタの原型ともいえる様式によっているのが特徴でもあり、そのため、鍵盤楽器奏者の役割にも大きなものがあります。

【ピアノでのバッハ】
その重要な鍵盤楽器パートを担うのがキース・ジャレットですが、今回はチェンバロではなく、ピアノが用いられているのが注目されるところです。
 これまでキース・ジャレットのバッハ録音は、平均律第1巻以外は、アンサンブルものも含めてすべてチェンバロで演奏されていたので、今回のピアノの選択は意外でもありますが、平均律第1巻と同じく、キース・ジャレット本来の楽器であるピアノを用いての、バッハへのピアニスティックな取り組みということなのかもしれません。

【現代音楽畑のヴァイオリニスト】
ヴァイオリン・ソロを務めるのは、現代音楽を中心に、古楽からジャズまで幅広い分野で活躍してきたアメリカ人ヴァイオリニストのミシェル・マカースキー(マカルスキとも)。キース・ジャレットとは、コンサートやECMレーベルへのレコーディングなどを通じて何度も共演している人物です。(HMV)

【収録情報】
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
・第1番ロ短調 BWV.1014
・第2番イ長調 BWV.1015
・第3番ホ長調 BWV.1016
・第4番ハ長調 BWV.1017
・第5番ヘ短調 BWV.1018
・第6番ト長調 BWV.1019

 ミシェル・マカースキー(ヴァイオリン)
 キース・ジャレット(ピアノ)

 録音時期:2010年11月20-22日
 録音場所:ニューヨーク、アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Adagio
  • 02. Allegro
  • 03. Andante
  • 04. Allegro
  • 05. Dolce
  • 06. Allegro
  • 07. Andante Un Poco
  • 08. Presto
  • 09. Adagio
  • 10. Allegro
  • 11. Adagio Ma Non Tanto
  • 12. Allegro

ユーザーレビュー

総合評価

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バッハのヴァイオリン・ソナタ集 (BWV1014...

投稿日:2019/02/02 (土)

バッハのヴァイオリン・ソナタ集 (BWV1014-1019)は、お気に入りの曲でディスクもいくつか持っている。そういった意味では、当然五つ星の評価。が、残念ながらこの演奏は聴いているのが苦痛、特にヴァイオリンの音が汚い。伴奏がピアノの演奏ということであれば、ツィンマーマンとパーチェの演奏が断然良い。「餅は餅屋」という言葉が即座に浮かんだ。

(^^)v さん | 不明 | 不明

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 キース・ジャレットのピアノによるバッハ...

投稿日:2013/11/30 (土)

 キース・ジャレットのピアノによるバッハ・・・ という意識で購入したからだろう、まずピアノの凛とした音に心を奪われてしまった。そしてその音の中からヴァイオリンが静かにたちのぼってくる空気感がいかにもECMっぽい。   ヴァイオリン・ソナタと銘打ってはいるがあまりM.マカースキーのヴァイオリンが上に出てこないところが評価の分かれ目だろう。私には特に気にならなかった。技巧の限りを尽くすより音が醸し出す余韻に重点を置いているのかなと感じた。    キース・ジャレットのピアノだからジャズっぽい装飾やアレンジ入れるのかなと思ったら入らない。かといって純粋にクラシックぽくも聴こえないと感じるのは先入観のせいだろうか。そのどちらかを期待してしまうと「あれ?」と思ってしまうかもしれないので留意されたし。   ジャズとかクラシックという枠でなく「バッハ」というジャンルによる表現の一環に思える。そんな枠組み自体が妙だがそう言いたくなるような雰囲気に包まれている。バッハの音楽がひとつのジャンルを構築してしまうくらいに奥深いためだろうか。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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